10月に漁が解禁されたキンメダイは、その代表格!勝浦漁港には外房沖で獲れた地キンメが水揚げされ、鮮度あふれる刺身の〝ほろ甘さ〟、煮付けの〝とろけるような味わい〟を堪能できる。
他の魚種も脂がたっぷり乗って美味尽くし!カツオ、サワラ、アジ…、濃厚な旨味は格別だ。
他の魚種も脂がたっぷり乗って美味尽くし!カツオ、サワラ、アジ…、濃厚な旨味は格別だ。
毎年、猛暑が続くと「勝浦」の涼しさがTVやネットニュースで紹介されるが、実際はどうなのだろう。7月25日の午後、気温37度の東京都心から勝浦へ向かってみた。
道中の市原、大多喜通過時の車の外気温表示は、東京と変わらぬ37℃だったが、勝浦市に入ると見る見る下がり、海岸線を走る国道128号線に出ると気温はなんと29℃!午後2時過ぎの炎天下だというのに、30度を下回っていた。勝浦の涼しさは本物である。
興津海水浴場に行ってみると、日差しは強いものの風は涼しく気持ちいい。国際NGO FEE(国際環境教育基金)が「きれいで安全で誰もが楽しめる優しいビーチ」として認めた〝ブルーフラッグビーチ〟で、青いのぼり旗が海風になびいていた。
波打ち際ではしゃぐ子供たち、潮だまりでカニやヤドカリを捕まえる親子連れ、ビーチバレーに興じる若者たち、タープテントの下でお茶を楽しむグループ…、涼やかな海風がそよぐビーチで、とっておきの夏を楽しんでいる。
40℃に迫る危険な暑さに見舞われる今夏、勝浦はまさに避暑地の楽園である。
目の覚めるような五月晴れに恵まれた5月4日、「ミレーニア勝浦」の恒例イベント〝春の市〟が、5年ぶりに開催された。
会場のラグーナ湖畔には、房総エリアで活躍中のキッチンカーや屋台が大集結。午前10時のイベント開始前から続々と人が集まり、どの店も長い行列ができ大盛況。
管理センターサイドの特設ステージで開催されたショーイベントには、「勝浦にこんなにたくさんの人がいたのか!」との声が聞こえたほど多くの観客が押し寄せた。
“ミレーニア勝浦”の南国ムードをさらに引き立てる「ハワイアンフラダンス」。
港町・勝浦の心意気、熱き魂がほとばしる「日本太鼓 TEKERU」。
夏を先取りしたかのような熱気に包まれ、大いに盛り上がった。
20店余りのキッチンカーや屋台は、お昼前に「完売」となる店が続出するなど、どこも大盛況!
第25回という節目だった今年の〝春の市〟。コロナ禍による5年間のブランクを吹き飛ばす!ノリにノリまくった一日だった。
昨年より2週間以上も遅れた桜の開花。房総半島内陸の大多喜では、4月中旬まで淡いピンク色の花を華やかに咲かせていた。
前線開通を祝い「いすみ鉄道」オリジナル食品の“菜の花うどん”・“もなか”・“柿ピー”を買って、ささやかなエールを送った。
なかなか気温が上がらず桜の開花が例年より遅れるほどだったのに、4月15日には東京で26.8℃の夏日を観測するなど、4月とは思えないような暑さ。ちなみに4月15日の勝浦の最高気温は21.8℃と東京より5℃も低かった。
近年、勝浦は35℃以上の猛暑日を100年以上記録したことがない避暑地として注目されているが、この感じだと今年の夏もクローズアップされそうだ。
さて、話は変わって、最近、ハマっているランチをチラリとご紹介。
勝浦の山側の集落・上野地区にある「手打ちうどん・多吉」で味わえる“定規三角きつねうどん”。
仙台名物の特大三角油揚げが丼いっぱいにどど〜ん!
厚みがある油揚げに出汁がジュワジュワァ〜と染みわたり実に美味い。
濃厚な豆腐の旨味が、つるつると喉越しの良い手打ちうどんのアクセントになっている。
“勝浦塩”でいただく「天ぷら盛り合わせ」もおすすめ!
海鮮料理店が多い勝浦でうどん専門店はおそらく「多吉」一軒のみ。新緑に染まる里山の集落で味わう〝本格うどん〟は、知る人ぞ知るスポットだ。
秋の魚は、脂がのってうまい。海水温が下がる冬に備えて魚が脂肪を蓄えはじめるからだ。 10 月に漁が解禁されたキンメダイは、その代表格!勝浦漁港には外房沖で獲れた地キンメが水揚げされ、鮮度あふれる刺身の〝ほろ甘さ〟、煮付けの〝とろけるような味わい〟を堪能できる。 他の魚種も脂がたっ...