2022年8月30日火曜日

関東一の早場米!盆明けには早くも新米が!!

千葉県は8月中旬から稲刈りが始まる関東一の早場米の産地。真夏の太陽の下、田んぼ一面がたわわに実った稲穂で満たされ、盆開けには新米が店頭に並び始める。


























なかでも南房総の嶺岡山系は、稲の成長に必要なミネラル分が豊富に含まれる蛇紋岩土壌で、美味しいお米を育てるのに最適な環境といわれている。プレミアム米の産地として有名な新潟県の南魚沼も蛇紋岩土壌である。













鴨川嶺岡米の生産者・満田安孝さんは、蛇紋岩の多い重粘土の地質を最大限に活かし、世界最大のお米の品評会「米・食味分析鑑定コンクール国際大会」にて金賞に輝いた経験を持つ。


 
















 

嶺岡山系から流れ出る天然水の養分が充分行き渡るよう一本一本間隔を開けて田植えを行い、酵母・乳酸菌・納豆菌など環境浄化微生物を用いるなど、米づくりに並々ならぬ情熱を注いでいる。面積あたりの収穫量は減ってしまうが、力強い稲が育ち旨味も凝縮されるという。












そんな鴨川嶺岡米の持ち味を存分に引き出すため、お米の芯までふっくらと炊きあがる土鍋を用いてみた。












お米一粒一粒がしっかりしており、もっちり弾力のある歯ごたえは。噛むほどに甘味が広がり、おこげの香ばしさは土鍋ならではである。












お米にこだわり、炊き方にこだわる。時には、ご飯が主役になる食卓もいいものだ。













2022年8月10日水曜日

「ミレーニア勝浦」から約6km、風光明媚な岬歩き。

勝浦の海岸線は約30kmにも及び、そのほとんどが太平洋の荒波に侵食された典型的なリアス式海岸である。なかでも「鵜原理想郷」は、深い入江と断崖が入り組み、古くから風光明媚な岬として知られてきた。

























「鵜原理想郷」にはハイキングコースが整備されており、岬の上に登ったり、静かな入り江に出たり、森の小径を散策したり、一つの場所で多様な風景がたっぷり楽しめる。















大きく潮が引くと岬の直下に出ることができ、ダイナミックな海食崖を間近に見上げることができる。海食と風化がもたらす複雑な造形は、見応え抜群だ。


岩礁の隙間にできた潮溜まりは水の透明度がとても高く、ヤドカリや貝、小魚がくっきり見える。



このハイキングコースは1周約2.3km、高低差は約30mときつくないが、アップダウンを繰り返すので、なかなかいい運動になる。

そして、岬の散策でほどよく身体を動かした後は、鵜原商店街のレストラン「こだま」でカロリー補給。お昼時はいつも席待ちができる地元の人気店だ。











肉屋さんがルーツのお店なので「ヒレカツ定食」と、辛味の中にうま味があると評判の勝浦タンタン麺のハーフをオーダー。











山盛りのご飯、ハーフとは思えない勝浦タンタン麺の量を見て「多すぎるかな」と思ったが、箸が止まらなくなる美味しさで瞬く間に完食してしまった。











風光明媚な岬歩き。ハイキング後のソウルフード。晴れた休日の定番になりそうだ。



桜咲く勝浦にて、—美味しい話も添えてー

初夏の陽気になったり、真冬に戻ったり、不安定な天気が続いているが、南房総勝浦は、春真っ盛り。早咲きの河津桜が満開を迎えている。 桜の名所の官軍塚は花盛りで、辺り一面が艶やかなピンク色に包まれている。 花の蜜を求めて枝から枝へ飛び...