昨年より2週間以上も遅れた桜の開花。房総半島内陸の大多喜では、4月中旬まで淡いピンク色の花を華やかに咲かせていた。
昨年秋の大雨による土砂流出で不通になっていた「いすみ鉄道」の上総中野~大多喜間も復旧し、桜の名所でしられる総元では例年どおり、ピンク色の桜と黄色い気動車の共演が楽しめた。
前線開通を祝い「いすみ鉄道」オリジナル食品の“菜の花うどん”・“もなか”・“柿ピー”を買って、ささやかなエールを送った。
なかなか気温が上がらず桜の開花が例年より遅れるほどだったのに、4月15日には東京で26.8℃の夏日を観測するなど、4月とは思えないような暑さ。ちなみに4月15日の勝浦の最高気温は21.8℃と東京より5℃も低かった。
近年、勝浦は35℃以上の猛暑日を100年以上記録したことがない避暑地として注目されているが、この感じだと今年の夏もクローズアップされそうだ。
さて、話は変わって、最近、ハマっているランチをチラリとご紹介。
勝浦の山側の集落・上野地区にある「手打ちうどん・多吉」で味わえる“定規三角きつねうどん”。
仙台名物の特大三角油揚げが丼いっぱいにどど〜ん!
厚みがある油揚げに出汁がジュワジュワァ〜と染みわたり実に美味い。
濃厚な豆腐の旨味が、つるつると喉越しの良い手打ちうどんのアクセントになっている。
“勝浦塩”でいただく「天ぷら盛り合わせ」もおすすめ!
海鮮料理店が多い勝浦でうどん専門店はおそらく「多吉」一軒のみ。新緑に染まる里山の集落で味わう〝本格うどん〟は、知る人ぞ知るスポットだ。