2024年7月26日金曜日

猛暑無縁!避暑地の楽園〝勝浦〟

毎年、猛暑が続くと「勝浦」の涼しさがTVやネットニュースで紹介されるが、実際はどうなのだろう。725日の午後、気温37度の東京都心から勝浦へ向かってみた。



道中の市原、大多喜通過時の車の外気温表示は、東京と変わらぬ37℃だったが、勝浦市に入ると見る見る下がり、海岸線を走る国道128号線に出ると気温はなんと29℃!午後2時過ぎの炎天下だというのに、30度を下回っていた。勝浦の涼しさは本物である。


 興津海水浴場に行ってみると、日差しは強いものの風は涼しく気持ちいい。国際NGO FEE(国際環境教育基金)が「きれいで安全で誰もが楽しめる優しいビーチ」として認めた〝ブルーフラッグビーチ〟で、青いのぼり旗が海風になびいていた。














 波打ち際ではしゃぐ子供たち、潮だまりでカニやヤドカリを捕まえる親子連れ、ビーチバレーに興じる若者たち、タープテントの下でお茶を楽しむグループ…、涼やかな海風がそよぐビーチで、とっておきの夏を楽しんでいる。


  40℃に迫る危険な暑さに見舞われる今夏、勝浦はまさに避暑地の楽園である。















2024年5月10日金曜日

南国の風、ほとばしる情熱!恒例イベント春の市!!


目の覚めるような五月晴れに恵まれた54日、「ミレーニア勝浦」の恒例イベント〝春の市〟が、5年ぶりに開催された。

会場のラグーナ湖畔には、房総エリアで活躍中のキッチンカーや屋台が大集結。午前10時のイベント開始前から続々と人が集まり、どの店も長い行列ができ大盛況。



管理センターサイドの特設ステージで開催されたショーイベントには、「勝浦にこんなにたくさんの人がいたのか!」との声が聞こえたほど多くの観客が押し寄せた。



“ミレーニア勝浦”の南国ムードをさらに引き立てる「ハワイアンフラダンス」。


港町・勝浦の心意気、熱き魂がほとばしる「日本太鼓 TEKERU」。



夏を先取りしたかのような熱気に包まれ、大いに盛り上がった。


20店余りのキッチンカーや屋台は、お昼前に「完売」となる店が続出するなど、どこも大盛況!



25回という節目だった今年の〝春の市〟。コロナ禍による5年間のブランクを吹き飛ばす!ノリにノリまくった一日だった。



 

2024年4月18日木曜日

房総、里山の春

昨年より2週間以上も遅れた桜の開花。房総半島内陸の大多喜では、4月中旬まで淡いピンク色の花を華やかに咲かせていた。



昨年秋の大雨による土砂流出で不通になっていた「いすみ鉄道」の上総中野~大多喜間も復旧し、桜の名所でしられる総元では例年どおり、ピンク色の桜と黄色い気動車の共演が楽しめた。

前線開通を祝い「いすみ鉄道」オリジナル食品の“菜の花うどん”・“もなか”・“柿ピー”を買って、ささやかなエールを送った。


なかなか気温が上がらず桜の開花が例年より遅れるほどだったのに、415日には東京で26.8℃の夏日を観測するなど、4月とは思えないような暑さ。ちなみに415日の勝浦の最高気温は21.8℃と東京より5℃も低かった。
近年、勝浦は35℃以上の猛暑日を100年以上記録したことがない避暑地として注目されているが、この感じだと今年の夏もクローズアップされそうだ。



さて、話は変わって、最近、ハマっているランチをチラリとご紹介。
勝浦の山側の集落・上野地区にある「手打ちうどん・多吉」で味わえる“定規三角きつねうどん”。

仙台名物の特大三角油揚げが丼いっぱいにどど〜ん!

厚みがある油揚げに出汁がジュワジュワァ〜と染みわたり実に美味い。


濃厚な豆腐の旨味が、つるつると喉越しの良い手打ちうどんのアクセントになっている。


“勝浦塩”でいただく「天ぷら盛り合わせ」もおすすめ!


海鮮料理店が多い勝浦でうどん専門店はおそらく「多吉」一軒のみ。新緑に染まる里山の集落で味わう〝本格うどん〟は、知る人ぞ知るスポットだ。

 

2024年2月22日木曜日

桜咲く勝浦にて、—美味しい話も添えてー

初夏の陽気になったり、真冬に戻ったり、不安定な天気が続いているが、南房総勝浦は、春真っ盛り。早咲きの河津桜が満開を迎えている。
桜の名所の官軍塚は花盛りで、辺り一面が艶やかなピンク色に包まれている。
花の蜜を求めて枝から枝へ飛び交うメジロたち。春の息吹に満ち溢れ、ここに居るだけで気持ちが華やいでくる。
桜のトンネルを抜け岬の突端に立つと、見渡す限りの太平洋。春の光を浴びて青々と輝き、目に映るものすべてがイキイキと華やいでいる。


さて、話は変わって、最近、ハマっているランチをチラリとご紹介。
まずは、ふっくらとボリューミーで旨味が凝縮された「灰干し鯖の焼魚定食」

そしてこちらは、上品な甘味と香ばしさがたまらない「灰干しキンメダイの焼魚定食」


勝浦というと新鮮な刺身に目がいくが、実は勝浦産の干物はとっても美味。なかでも「灰干し」は、余分な水分を抜き上質な脂を残す特殊な製法の干物で、知る人ぞ知る究極の干物。
だが、勝浦で生産された「灰干し」の多くが豊洲市場をはじめ都心の高級割烹や有名百貨店へ納められており、地元に流通しているのは極わずか。
JR
勝浦駅の近くにある「魚屋の食事処おぎの」で食べられることを知り、その美味しさにハマってしまった。

一度食べたら干物の概念が変わること請け合いだ。

2024年1月23日火曜日

大寒に、春を感じる!味わう!

一年の中で最も寒いといわれる〝大寒〟を迎えたが、勝浦では早くも河津桜の蕾が開き始めている。日当たりの良い場所で、淡紅色の可憐な花弁をちらほら見かけるようになってきた。

南太平洋の温かい空気が暖流黒潮に乗ってやってくると言れ、勝浦では冬らしい厳しい寒さを感じることがほとんどない。
そんな南房総の温暖な気候を活かし、お隣りの鴨川市には1月上旬から3月上旬にかけて、約1万坪の田畑を黄色い花で埋め尽くす「菜な畑ロード」が登場。     
そして、春フルーツの代表格〝苺〟を一足早く味わえると評判なのが、苺を勝浦の新たな特産品として栽培している『いちごガーデン勝浦』。佐野地区にあり、大多喜街道から一本中に入った田園地帯に直売所がある。
今シーズンは、「・かおり野・恋みのり・よつぼし・チーバベリー・スターナイト・やよいひめ・紅ほっぺ」の7品種をラインナップしている。
朝採りの真っ赤な完熟苺を直売しており、その甘さ、美味しさは格別!
スーパーや小売店では完熟した苺は買えないので、農園直売のありがたさを実感!! 大寒真っ只中に春の旬を味わう至福!温暖な勝浦だからこそである。

『いちごガーデン勝浦』
■販売場所:勝浦市佐野444-2
■時間:10時〜15時 ■定休日:月曜日・水曜日
午
前中早めに行かないと売り切れてしまう人気ぶり。
LINE公式アカウント@katsuura.ichigo にて予約できます。
インスタ:
https://www.instagram.com/ichigogarden.katsuura/

猛暑無縁!避暑地の楽園〝勝浦〟

毎年、猛暑が続くと「勝浦」の涼しさが TV やネットニュースで紹介されるが、実際はどうなのだろう。 7 月 25 日の午後、気温 37 度の東京都心から勝浦へ向かってみた。 道中の市原、大多喜通過時の車の外気温表示は、東京と変わらぬ 3...