2022年10月27日木曜日

曇り、湯煙り、プチ山の温泉旅

天気が変わりやすいこの季節。雨が降ったりやんだり、はっきりしない空模様の日もある。そんな時は、「ミレーニア勝浦」から車で20分少々の養老渓谷の温泉で、のんびりと過ごすのも悪くない。

薄雲に煙る山合いの道を抜け、「粟又の滝」手前にある日帰り温泉「ごりやくの湯」へ。

木の渡り廊下、吹抜天井の湯小屋、開放感あふれる野天風呂。遠い山奥の温泉に来たような風情がある。

午前中、それも曇り空に覆われた天気だと人も少なく、手足をぐんと伸ばして入浴できる。山の澄んだ空気のなか豊潤な湯にゆったり浸かり、身も心もリラックス。谷を抜ける風が頬に心地よく、まさに極楽気分だ。

そして湯上がりには、「テルマエ・ロマエ」でもお馴染みのフルーツ牛乳。火照った身体にグイッと1本!う~ん、うまい!!

お昼ご飯は、海の近くで暮らしていると川魚を食べる機会はまずないので、養老渓谷の郷土料理「鮎の塩焼き」をチョイス。サクッとした皮とホクホクの白身の食感がたまらない。粗塩も野趣たっぷりだ。

「ミレーニア勝浦」からちょっと足を延ばして楽しむ〝プチ山の温泉旅〟。天候に左右されない温泉浴は、曇りの日のとっておきだ。




2022年10月6日木曜日

解禁!きんめ鯛漁!!

勝浦の魚というとカツオのイメージが強いが、〝きんめ鯛漁〟も盛ん。水深200mから400mに生息しているきんめ鯛を漁獲する一本釣り漁(立縄漁)が行われており、近年、勝浦・御宿・鴨川・東安房の漁協が力を合わせ「外房釣りきんめ鯛」のブランド化を進めている。


産卵期の7~9月は禁漁期間に設定されており、この10月は3ヶ月ぶりの解禁月。各漁港で水揚げが始まった。
きんめ鯛の名産地というと伊豆稲取が有名だが、房総沖は生息域の北限であり、水温が低い分だけさらに脂が乗っていると評判だ。
身が締まり丸々と太った厚みのある〝外房釣りきんめ鯛〟は、刺身、湯引き、しゃぶしゃぶ、煮付け、どんな料理でも口に運んだ瞬間ふわっととろける舌触りが楽しめる。
生息域の北限〝房総沖〟で釣り上げるきんめ鯛だからこその、上質な脂!ふっくらとした身!を、ぜひ勝浦で!!

房総、里山の春

昨年より 2 週間以上も遅れた桜の開花。房総半島内陸の大多喜では、 4 月中旬まで淡いピンク色の花を華やかに咲かせていた。 昨年秋の大雨による土砂流出で不通になっていた「いすみ鉄道」の上総中野~大多喜間も復旧し、桜の名所でしられる総元では例...