2022年5月2日月曜日

夏の入口、新緑の房総・里山散歩

春が一足早くやってくる南房総は、初夏の訪れも早い。樹々は初々しい若葉に萌え、眩いばかり。

新緑に誘われて房総丘陵の山合いへ出掛けてみると、レンゲツツジが咲き始め、まさに初夏の彩り。




青葉の中を、小湊鉄道の気動車がカタンコトンと走っていく。

小湊鉄道は首都圏では珍しいレトロな車両が人気のローカル線。
昨年から旧国鉄型のキハ
40系気動車も走りはじめ、昭和時代の旅情を醸し出している。
首都圏を走る列車の多くが銀色のステンレス車両となってしまった現在、
塗装された鋼鉄製の車両はとても希少。

のどかな里山風景には、やはり昔ながらの鋼鉄製の列車がよく似合う。

沿線近くを流れる養老川は新緑に包まれ、実に鮮やか。きらめく川面に小さな魚影が透けてみえる。



























南房総では、すでに夏の扉が開いている。


房総、里山の春

昨年より 2 週間以上も遅れた桜の開花。房総半島内陸の大多喜では、 4 月中旬まで淡いピンク色の花を華やかに咲かせていた。 昨年秋の大雨による土砂流出で不通になっていた「いすみ鉄道」の上総中野~大多喜間も復旧し、桜の名所でしられる総元では例...