気候が温暖な南房総は樹々の色づきも遅く、関東で一番遅い紅葉が楽しめる。
11月26日(水)、紅葉の名所で知られる養老渓谷に出かけてみると、「上総養老の滝展望台」からは、赤や黄の錦秋に包まれた「粟又の滝」が望め、まさに紅葉真っ盛り。深紅の葉を輝かせていた。
奥養老を抜ける県道178号線沿いにモミジが点在しており、鮮やかな紅葉が車窓に広がり、実に華やか。
養老川の支流・夕木川沿いにある「筒森もみじ谷」へ足を伸ばしてみると、谷の斜面が紅葉に彩られ、師走間近とはとても思えない。
本州では、11月末ともなると木々の葉は落ち冬枯れている場所がほとんど。一足も二足も遅い紅葉が楽しめるとは、なんとも得した気分である。
