2022年10月27日木曜日

曇り、湯煙り、プチ山の温泉旅

天気が変わりやすいこの季節。雨が降ったりやんだり、はっきりしない空模様の日もある。そんな時は、「ミレーニア勝浦」から車で20分少々の養老渓谷の温泉で、のんびりと過ごすのも悪くない。

薄雲に煙る山合いの道を抜け、「粟又の滝」手前にある日帰り温泉「ごりやくの湯」へ。

木の渡り廊下、吹抜天井の湯小屋、開放感あふれる野天風呂。遠い山奥の温泉に来たような風情がある。

午前中、それも曇り空に覆われた天気だと人も少なく、手足をぐんと伸ばして入浴できる。山の澄んだ空気のなか豊潤な湯にゆったり浸かり、身も心もリラックス。谷を抜ける風が頬に心地よく、まさに極楽気分だ。

そして湯上がりには、「テルマエ・ロマエ」でもお馴染みのフルーツ牛乳。火照った身体にグイッと1本!う~ん、うまい!!

お昼ご飯は、海の近くで暮らしていると川魚を食べる機会はまずないので、養老渓谷の郷土料理「鮎の塩焼き」をチョイス。サクッとした皮とホクホクの白身の食感がたまらない。粗塩も野趣たっぷりだ。

「ミレーニア勝浦」からちょっと足を延ばして楽しむ〝プチ山の温泉旅〟。天候に左右されない温泉浴は、曇りの日のとっておきだ。




房総、里山の春

昨年より 2 週間以上も遅れた桜の開花。房総半島内陸の大多喜では、 4 月中旬まで淡いピンク色の花を華やかに咲かせていた。 昨年秋の大雨による土砂流出で不通になっていた「いすみ鉄道」の上総中野~大多喜間も復旧し、桜の名所でしられる総元では例...