初夏の陽気になったり、真冬に戻ったり、不安定な天気が続いているが、南房総勝浦は、春真っ盛り。早咲きの河津桜が満開を迎えている。
桜の名所の官軍塚は花盛りで、辺り一面が艶やかなピンク色に包まれている。
花の蜜を求めて枝から枝へ飛び交うメジロたち。春の息吹に満ち溢れ、ここに居るだけで気持ちが華やいでくる。
桜のトンネルを抜け岬の突端に立つと、見渡す限りの太平洋。春の光を浴びて青々と輝き、目に映るものすべてがイキイキと華やいでいる。
さて、話は変わって、最近、ハマっているランチをチラリとご紹介。
まずは、ふっくらとボリューミーで旨味が凝縮された「灰干し鯖の焼魚定食」
まずは、ふっくらとボリューミーで旨味が凝縮された「灰干し鯖の焼魚定食」
そしてこちらは、上品な甘味と香ばしさがたまらない「灰干しキンメダイの焼魚定食」
勝浦というと新鮮な刺身に目がいくが、実は勝浦産の干物はとっても美味。なかでも「灰干し」は、余分な水分を抜き上質な脂を残す特殊な製法の干物で、知る人ぞ知る究極の干物。
だが、勝浦で生産された「灰干し」の多くが豊洲市場をはじめ都心の高級割烹や有名百貨店へ納められており、地元に流通しているのは極わずか。
JR勝浦駅の近くにある「魚屋の食事処おぎの」で食べられることを知り、その美味しさにハマってしまった。
一度食べたら干物の概念が変わること請け合いだ。