今冬の日本列島は激しい寒波に見舞われ、温暖な南房総といえども朝晩の冷え込みは厳しいが、太陽が昇るにつれ気温が上がり、ほんわかと穏やかな小春日和に。
「ミレーニア勝浦」から3kmほどの守谷海岸へ散歩に出掛けると、どこまでも澄み渡る青空ときらめく海が出迎えてくれ、今が冬であることを忘れさせてくれる。
誰もいないまっさらな砂浜、コバルトブルーの海、寄せては返す潮騒……。
海辺を歩いているだけで気持ちがほぐれ、心の底からリラックスできる。
軽く飛び越えられる小川の河口。
砂浜に打ち上げられた無数の貝殻。
タカラ貝、トコブシ、巻き貝……。なんとなく貝殻を拾いながら歩くのも、楽しいもの。
一年の中でも特に寒い2月に、ほのぼのと海岸を散歩できるとは、なんて幸せなんだろう。